遺品の供養は不要?お炊き上げなどを依頼する場所や方法を解説します

遺品供養

遺品整理をすると故人が大事に保管していた物がいろいろと出てきますよね。
そんな思い出の品を処分するにあたり「供養してから処分した方がいいの?」とお悩みになる方も少なくないのではないでしょうか。

今回は遺品に供養は必要なのか?
供養する時はどこに依頼したらいい?

こんなお悩みを解決できるよう解説していきたいと思います。

そもそも遺品に供養は必要?

日本では古来より「物には魂が宿る」とされてきました。
そのため供養やお炊き上げ(焼いて供養する)を行い「物に宿る魂を抜く」という儀式があります。

遺品といっても種類はいろいろ。
家財道具に衣類、趣味・嗜好品など数え上げればきりがありませんが、なかでも写真や人形など、人をかたどる遺品については供養をする方が多い傾向にあります。

なんでもかんでも供養する必要はありませんが、専門家に相談しつつ供養する物を決めて対応をするようにしていきましょう。

遺品を供養する時期は?

遺品の供養は遺品整理と同時に行われることが多く、四十九日の法要後に供養を始められる方が多い傾向にあります。
とはいえ、気持ちの整理や環境などで思うようにスケジュールできない場合もあると思いますので、あくまで目安としてとらえておくのがよいのではないでしょうか。。

どこに依頼すればいいの?

お寺や神社などに依頼をすることで供養・お炊き上げが出来ます。
供養には一般的な合同供養や個別に対応できる個別供養、現地に訪問してもらい供養する訪問供養などさまざまな方法がありますので、供養するものや状況に合わせて方法を選択していきましょう。
また、遺品整理のついで供養に対応できる業者もいるので、遺品整理をお考えの方は業者に依頼してしまうのも一つの手段かと思います。

供養の相場は?

供養の方法や供養する物の種類や量によって金額は変わります。
地域によっても差はあるかと思いますが、業者に依頼する場合は20,000円~60,000円に設定しているところが多いようです。

まとめ

故人の思い出が詰まっている遺品は、同時に家族の想いも詰まっていてなかなか処分しにくいものですよね。
こういった供養を行うことで物を整理するのはもちろん、気持ちの整理にも一役買ってくれるのではないでしょうか。
後悔のないようやってよかったと思える供養をしていきたいですね。