はじめての遺品整理!進め方や最適なタイミング・注意点をご紹介!

遺品整理の進め方

ご家族が亡くなり、故人の身の回りの物を処分・整理する遺品整理。
決められたルールや期日があるわけではないので、はじめて経験される方はどのように整理を進めていったらいいか不安に思うかと思います。

今回はそんな遺品整理の流れや進め方、注意点をご紹介していきます。
少しでも記事がお役に立てたら幸いです。

遺品整理の進め方

遺品整理をする前にまずポイントを押さえておき、効率よく整理をすすめていくようにしましょう。
生前整理も有効なので、可能であれば事前に済ませておくのもよいでしょう。

1.遺品整理のスケジュールを組む

普通の片付けと違い、遺品整理は想像以上に時間がかかるものです。
なので先に、引っ越しなどと同じように片付けスケジュールを組むことで、スムーズに遺品整理を進めることができます。

2.遺品の分類を決める

遺品の中にも必要な物、不要な物があるかと思います。
通帳や身分証などの貴重品もふまえ、きちんと仕分けをして今後の整理を楽にしましょう。

3.2で仕分けした遺品の処分方法を決める

不用品といっても、ゴミとして処分するのか買取りで現金化するのか、処分方法はさまざまな種類があります。
なかには普通に捨てられない遺品も存在する可能性があるので、分類した遺品の処分方法も決めておきましょう。
私たちも依頼時に相談を受けることがありますが、専門家に相談するのも一つの手段です。

遺品整理の時期(タイミング)

大きく分類すると下記の4つに分類されます。

  1. 葬儀後にすぐ遺品整理
  2. 四十九日を目安に遺品整理
  3. 死後の手続きが落ち着いてから遺品整理
  4. 相続税が発生する前に遺品整理

遺品が多数ある場合は、なかなか整理が進まないケースも出てくるかもしれません。
そんな時は、期限がせまっているもの(相続するもの)だけ最優先で整理するのもよいかもしれませんね。

遺品整理をせずに放置すると・・・

なかなか重い腰が上がらずついつい先延ばしにしてしまいそうですが、遺品を放置しておくことでトラブルが発生する場合もあります。
例えば遠方の家でご家族が亡くなって空き家になる場合、管理を任せたとしても常時人がいるわけではないので、空き巣ドロボウの被害に遭う可能性もあります。
物によっては虫食いなどで劣化してしまう遺品もあるでしょう。

また、手をつけないといけない物がずっと残っているのは、気持ち的にも気持ちの良いものではありませんよね。
放置すればするほど手間は増えていくものと割り切り、早めの遺品整理を心がけましょう。