遺品整理のトラブルを避けたい!業者に依頼する時に気を付けたいこと

遺品整理に限ったことではありませんが、業者に依頼をした時にやはり不安になるのが、トラブルですよね。不当な請求や雑な仕事など、できれば事前に知っておき対処できるようにしておきたいところです。
今回の記事では、こういったトラブルを未然に防ぐため、実例をふまえてトラブルの対処方法を紹介していきたいと思います。
遺品整理のよくあるトラブル事例とその対策
まずは遺品整理業者間のトラブルでよくある事例を紹介します。
高額、不当請求
遺品整理のトラブルでも多い不当請求。事前に説明のなかったオプション料金や廃棄・処理費用が勝手に加算され、不当に高額請求をされたという例は多く存在します。
対策:複数人で立ち合い
請求金額をきちんと確認することはもちろんですが、強引に圧力をかけて請求を押し通そうとする業者もなかにはいます。
そんな時に意見の交換をうまく行えるよう複数人で立ち会うのも一つの手段。
盗難
遺品整理を行う場合、業者を家に招き入れますが家主の目の届かないところで金品が盗まれるというケースも残念ながらゼロではありません。
対策:貴重品の確認
盗難に合わないよう事前に貴重品のチェックをしておきましょう。
可能であれば目の届くところにおいておくのがベストです。
買取を相場以下の金額にもちかけてくる
遺品整理業者の中には骨董品など価値の高い遺品を買い取ってくれる業者も存在しますが、なかには安く買い叩こうとして相場以下の値段で買取をすすめてくる業者がいます。
対策:買取り相場の事前確認
買取できそうな遺品があれば事前にネットやリサイクルショップなど複数の場所で相場の確認をしてみましょう。
実際数字に出してみることで基準が定まり、相場以下で提案されたときもきっぱりNOを言えるはずです。
そんなの当たり前じゃん。という上記のこともいざその時になると意外とチェックが抜け落ちてしまうものです。
なるべく遺品整理の前は余裕をもって下調べをしておきましょう。
遺品整理業者を選ぶポイント
最後にトラブルに見舞われないため遺品整理業者を選ぶポイントを簡単に紹介します。
自治体や国の許可を取得している(一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可など)
悪徳業者を見分けるポイントとしてまず自治体や国の発行する必要資格を保持しているかは大前提ですね。
許可を持っていない場合でも作業は可能ですが、その場合は委託先の業者が許可をもっていなければなりませんので、確認をしてみましょう。
遺品整理士在籍
遺品整理士の資格は遺品に関する法令やノウハウをきちんと習得した業者しか取得できません。
必須資格ではありませんが、保有している業者は適切に遺品整理をしてくれる可能性が高いのではないでしょうか。
料金が明確(追加料金などについても事前説明あり)
最後はやはり適正な価格で明確に説明をしてくれる所を選びましょう。
丁寧な対応でそつなく仕事をこなしてくれる。
資格以上にこれほど信頼のおける事はありませんよね。