相続放棄したい場合の遺品整理はどうする?

相続放棄と遺品整理

こんにちは。
遺品整理業者のプロハーツ浜松本店です。

故人の相続を行う際、
「負債が多いのでできれば相続放棄したい….」

そんな時あなたならどうしますか?

実は相続放棄をする場合は、遺品の取り扱いに十分な注意が必要となります。
取り扱いを間違えると、相続放棄ができなかった!なんてことにもなりかねません。

本日はそんな相続放棄をする際の遺品整理について解説をしていきたいと思います。

相続放棄のメリット・デメリット

本題に入る前に軽く相続放棄のメリット・デメリットについて触れておきたいと思います。

相続放棄のメリット

・債務(借金)を背負わなくてよくなる
・相続に関する手続きの手間が少ない
・相続争いに巻き込まれない

相続放棄のデメリット

・遺品をすべて手放さなければならなくなる
・遺品の整理がしにくくなる

この遺品を手放さなくてはならない。というデメリットが放棄した場合の遺品整理をやりにくくする原因となっています。

相続放棄した場合の遺品の取り扱い

放棄をすると金銭的価値のあるものを含め、うかつに遺品の処分ができなくなります。
これは民法でも制定されている「法定単純初認」により、遺品を処分することによって相続を承認したとみなされてしまうためです。
形見分けしてたら気付けば相続人になっていた、、、ということも起こりかねるため、相続放棄をする際は十分に注意しましょう。

そうすると相続放棄した場合に遺品整理はどのように進めればよい?

基本的に単純承認にあたって対象となる遺品の線引きは、「市場価値のある物」かどうか、という点が判断基準となっているようです。
ものすごいあやふやですよね、、、

なかなか素人目で判断をする事は難しいと思いますので、遺品整理業者やしかるべき専門家に依頼をするのがベストでしょう。

まとめ

いかがでしたか。
細かいところでいうとその時の状況によって変わるので言及しづらい部分はありますが、こういった基準をおさえておくだけでも
相続放棄の遺品整理で気を付けるべきところがぼんやり見えてくるかと思います。

整理の基準も自分判断はせず、可能な限り専門家の意見をもらうよう心がけると、遺品整理の失敗も少なくなるのではないでしょうか。