生前整理と遺品整理の違いは何?それぞれのメリットデメリットも解説します
こんにちは。
遺品整理業者のプロハーツ浜松本店です。
葬儀や相続関連のお話のなかでよく聞かれる生前整理や遺品整理。
どちらも故人の身辺整理に関わる作業ですが、明確な違いがあるのかどうかいまいち分からない方も意外と多いのではないでしょうか。
今日はそんな方に向けて、生前整理と遺品整理の違いやメリットについて解説していこうと思います。
生前整理と遺品整理の違い
読んで字のごとく、ではあるのですが、
生前整理は、ご本人が生きているうちに老後を見据えて持ち物の整理をすることです。
対して遺品整理は亡くなった方の「遺品」を整理する作業となりますね。
つまり、整理のタイミングや作業する人が変わることが、生前整理と遺品整理の違いと言えます。
作業にも違いがある?
そんな2つの持ち物整理ですが結局のところ片付けになりますよね。
実際やり方や作業内容に違いはあるのでしょうか。
実は作業内容については基本的に変わりはありません。
処分や買取対象とする持ち物を決めて、適宜整理していく。という繰り返しになります。
「じゃあ全部遺品整理で事後に片付けてしまえばよいのでは?」
という声が聞こえてきそうですが、生前整理にもちゃんとメリットはあります。
生前整理のメリット
生前整理のメリットは主に、
- まとめて片付ける必要がないので徐々に整理の手間を減らせる
- 相続トラブルの回避
- 気持ちに余裕が出る
遺品整理となると相続のタイミングやその他環境により、基本的に時間制限があることが多く、限りある時間の中で大量の遺品を整理しなければならないとなったら、ご家族の負担もとても大きいものになってしまいます。
ですが、生前整理であれば基本的に差し迫る期限はないため、好きなタイミングで好きなだけ整理を進めることができます。
片付けがあらかじめ進んでいれば、いざという時に作業負担も減り、ご家族の負担を減らせるので大きなメリットとなりますよね。誰にどの持ち物を整理するかも合わせて事前に決めておけば、相続時のトラブルも未然に防げて一石二鳥です。
無理のないスケジュールで事前に整理をすすめていきましょう
どんな事でも時間の余裕があるのは得はあって損はありません。
元気なうちにできるだけ身の回りの整理を行っておくことは、本人にとってもご家族にとっても
大変有意義なものになるでしょう。
先々のことを考え、無理のないスケジュールで生前整理を進めていくことをオススメいたします。