お墓参り良い時間帯や適切な時期を解説

お墓参り

こんにちは。
遺品整理業者のプロハーツ浜松本店です。

お盆やお彼岸、節目のご挨拶など、お墓参りに行くタイミングはいくつかありますが、
お墓参りに行く時間帯を気にしたことはありますか?

人によっては夕方行くと縁起が悪い、なんて言われた方もいるかもしれません。

では、実際にお墓参りの最適な時間帯はあるのでしょうか?
少し調べてみたいと思います。

お墓参りの最適な時間帯

実際ネット上でお墓参りの時間帯に関して調べてみると、お墓参りは明るいうちに行くのが良いというのは、
賛否が分かれる内容でした。
暗くなる時間を避けた方がいいという意見の方も、理由としては

  • 足元が見えにくく転倒やケガをする恐れがある
  • 周りを見渡しにくくなるので、お墓の掃除がしにくい

などを主な理由として挙げている方がほとんどです。
では、縁起が悪いという部分はいったいどこから出てきたのでしょうか。

もう少し踏み込んで調べてみると、
お墓参りは夕方に行かない方がいいというよりは、
夕方(というか日が暮れて暗くなるタイミング)は縁起が悪い。ということに起因しているようです。

どういうことかというと、古くから日暮れのタイミングは逢魔時(おうまがとき)と呼ばれ、
魑魅魍魎(妖怪や幽霊みたいなの)に会いやすい不吉な時間とされていたそうなんですね。

これがお墓参りの時間帯にも関連して、避けられる時間となっていたのではないでしょうか。

まあ確かに暗がりの中、墓地に入ってお参りをするのは少し怖い気持ちを分かりますが、、、

では実際にお墓参りをする時間帯はどうするのがよいのか

仕事が忙しい、遠方で思うように時間を合わせられないなど、特別な理由がなければ
明るいうちにお墓参りを済ませるのがよいのではないでしょうか。

前述したように夜目がきかず転倒する危険性があったり、掃除や線香を挙げる際に暗くて手元がくるったり
なんてことを考えると、わざわざ日暮れに行くメリットもないように思います。

お盆時期など例外もある

適切な時間についてざっと話しましたが、実は例外もあります。
お盆の時期は「お迎え」と「見送り」があり、それぞれ夕方~日暮れごろのお墓参りをするところが多いようです。

家の前で目印となる送り火を炊いてから、ご先祖を迎えるという意味を込めてその時間帯にお参りをするんですね。
(長崎など、特定の地方によっては灯篭を川へ流す精霊流し(しょうろうながし)を行うところもあります)

まとめ

いかがでしたか?
適切な時間は、季節や目的によって変わるでしょうし、必ずその慣習に従わなくてはならないものではありません。
大切な先祖を敬う気持ちがあれば、時間に神経質になるのではなく、可能な範囲でお墓参りをすることができると良いですね。