年末年始の家庭防犯対策!安心して旅行や帰省を楽しむために

こんにちは!プロハーツ浜松店です。

年末年始は多くの方が旅行や帰省で家を空けることから、空き巣被害が1年で最も増加する時期となっています。

警察庁の統計によると、12月から1月にかけての空き巣被害は平常時の約1.5倍に増加するとされています。

これは、長期の留守が多いことに加え、年末のご祝儀や冬のボーナスなど、現金を家に置いている可能性が高いと考えられているためです。

この記事では、年末年始に実践すべき効果的な防犯対策を、費用対効果が高い順に詳しく解説していきます。
対策を組み合わせることで、安心して年末年始の外出を楽しむことができます。

1. 留守を悟られないための基本対策

留守であることを外部から判断されにくくすることが、空き巣対策の基本となります。
以下の対策は、特別な費用をかけずに実施できる重要なポイントです。

  • 新聞や郵便物の配達を一時停止する、または信頼できる知人に定期的な回収を依頼する
  • タイマー式のLED照明を設置し、日没後も室内灯が点灯しているように見せる
  • カーテンは普段と変わらない状態を保ち、完全に閉め切らない
  • 玄関周りは整理整頓を心がけ、長期不在を示唆する状況を作らない

2. 物理的な防犯対策の強化

実際の侵入を防ぐための物理的な対策は、投資額に応じて段階的に実施することをお勧めします。

窓・ドアの補強(費用:5,000円~30,000円)

  • 補助錠の設置:玄関ドアへの追加の鍵(ディンプルキーやシリンダー錠)
  • 窓用補助錠:特に1階の窓には必須(クレセント補助錠が人気)
  • 防犯フィルムの貼付:窓ガラスの飛散・侵入防止に効果的

センサーライトの設置(費用:3,000円~15,000円)

  • 人感センサー付きLEDライトを家の周囲に設置
  • 死角となりやすい場所を重点的にカバー

3. スマートホーム機器の活用

最新のテクノロジーを活用することで、離れた場所からでも自宅の状況を把握し、管理することができます。

防犯カメラシステム(費用:15,000円~50,000円)

  • スマートフォンから映像確認が可能なWi-Fi対応モデル
  • 動体検知・通知機能付きの機種を選択
  • 玄関前と家の裏側など、複数台での設置が効果的

スマートロック(費用:20,000円~40,000円)

  • スマートフォンで施錠確認や遠隔操作が可能
  • 一時的なアクセス権限を付与できる機能で、緊急時の対応も可能

4. SNS利用時の注意点

旅行や帰省の情報をSNSで発信する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 現在の所在地や行先を投稿する際は、帰宅後に行う
  • 「○○日間、家を空けます」といった直接的な表現を避ける
  • 写真投稿時は位置情報の除去を忘れずに
  • 家族全員での外出写真の投稿は控えめにする

5. 地域コミュニティとの連携

近隣住民との協力は、効果的な防犯対策の重要な要素です。

  • 町内会や自治会の防犯パトロールへの参加
  • 信頼できる近隣住民への声かけと連絡先の共有
  • 不審者や不審な車両の情報共有
  • 留守時の相互見守り体制の構築

6. 保険と記録の確認

被害に遭った場合に備えた対策も重要です:

  • 火災保険や家財保険の補償内容の確認
  • 貴重品の写真撮影と製造番号の記録
  • 防犯カメラやセンサーの動作確認
  • 緊急連絡先リストの更新

まとめ:年末年始前の防犯対策アクションプラン

1週間前から順番に実施する対策をまとめました。

1週間前:

  • 防犯機器の動作確認
  • 保険の補償内容確認
  • 近隣への声かけ

3日前:

  • 新聞配達停止の手配
  • タイマー式照明の設定確認
  • 窓・ドアの補助錠確認

出発前日:

  • 郵便物の転送手続き
  • 貴重品の保管
  • 緊急連絡先の最終確認

このような対策を実施することで、年末年始の外出をより安心して楽しむことができますね。

特に重要なのは、基本的な対策をしっかりと行った上で、予算に応じて段階的に防犯設備を強化していくことです。一度に全ての対策を実施する必要はありませんので、まずは基本的な対策から始めて、徐々にセキュリティレベルを高めていくことをお勧めします。

みなさん、安全で楽しい年末年始をお過ごしください。