遺品整理と特殊清掃は違う?依頼する際の選択基準などを解説

遺品整理と特殊清掃

こんにちは。
遺品整理業者のプロハーツ浜松本店です。

皆さん、特殊清掃という言葉をご存知でしょうか?
事件現場清掃といわれる清掃業の一つなのですが、事件や事故、自殺などで亡くなった方のお住まいを掃除する業務になります。

特殊清掃 – Wikipedia

要するに亡くなった方のお部屋の掃除をしていくわけです。
しかし故人のお部屋を掃除する、、、というともう一つ思い浮かべる業務がありますよね。

そう、遺品整理です。

本日はそんな似たキーワードを持つ二つの業務がどのように違うのか、
依頼の際の注意点もふまえて解説していきたいと思います。

 遺品整理と特殊清掃の違い

さて、いきなり結論から申し上げますと、その業務範囲にあります。

遺品整理は主に「故人が生前持っていた物の整理」をします。
資産価値のある物やご家族が思い出に取っておきたいものと、不要なものを区別して、文字通り遺品の整理をしていくのが仕事です。

特殊清掃の場合は、もちろん不要なものを処分するなどの業務を兼任することもありますが、
主に「遺体発見現場の原状回復」をもとに業務を行っていきます。

シミや臭いなどを特殊な薬剤・機器を使って洗浄していき、除菌や消臭などもあわせて行います。

こうやって見ると、明確に業務の違いがあるのが分かりますね。

遺品整理と特殊清掃どっちに依頼したらよい?

ひとまず遺品整理と特殊清掃の業務の違いは分かったところで、実際にこんなケースはどっちに頼んだ方がいいのか?と迷ってしまうこともあるかと思います。

例えばご遺体があったから必ず特殊清掃を頼めばいい。というものではありません。
死後まもなくご遺体の供養が終わっており、お部屋の中にも清掃するような状況が見当たらない場合は、遺品整理で事足りるかと思います。

反対にその家はもう使わないから遺品だけ整理したい。といっても、消毒・消臭を遺品におよび作業しなければならない場合は
遺品整理だけでは心もとないでしょう。

正直微妙なケースをご自身で判断するのは難しい部分もあるので、迷ったらとりあえずどちらかの業務を担当している業者に依頼をするのがよいでしょう。
業者によっては双方の業務に対応してくれる所もありますし、横のつながりから紹介してくれる場合もあります。

ですから答えとしては「迷ったらまず見積依頼する」でよいでしょう。

まとめ

事件性のあるケースに遭遇する確率は頻繁にあるわけではありません。
が、急な事にも対応できるよう、いざというときに頼れる窓口はあらかじめ確保しておくとよいですね。

もちろん複数の業者に見積依頼して、料金や人となりを見るのは重要です。
間違いのない信頼できる業者選びは忘れずにおこなっていきましょう。