除草剤とは?安全性や使うときの注意点を紹介!

除草

毎年抜いても必ず決まった頃に生えてくる雑草。
畑や庭を持っていると、毎年草刈りをせねばならず、恒例行事としてはめんどくさい作業ですよね。

そこで今回はそんな面倒作業を短縮できる除草剤を使う時の注意点や安全性についてご紹介しようと思います。

除草剤とは?

除草剤は農薬の一種で、その名のとおり「雑草を除く薬剤」になります。
分類など細かなところまで紹介していくとキリがないので、種類としては以下にまとめます。

除草剤の種類

除草剤の種類は大きく非選択的除草剤(かかった全ての植物を枯らす)と選択的除草剤(決まった植物を枯らす)2種類があり、それぞれ利用する用途が違います。

製品タイプも2種類で、顆粒(粒剤)タイプ液体(液剤)タイプに分かれています。

顆粒(粒剤)タイプ

パラパラと土に撒いて使うタイプで、雑草の根から成分を吸収させることで植物を除草します。
成分はしばらく土壌にとどまるので予防としても利用することができます。

液体(液剤)タイプ

逆に液剤は、雑草の茎や葉にかけるタイプで、茎や葉から成分を吸収させることで植物を除草します。
土壌の持続効果はありませんが、ピンポイントで除草作業ができるのが大きなメリットになります。

※上記2タイプの利点をあわせもったハイブリッドタイプもありますが、基本タイプと異なるためこの記事では説明を割愛します。

除草剤使用の注意点

使用する際はルールを守るのはもちろんのこと、以下のような所を注意するとよいでしょう。

  • 手袋やマスク、長袖の作業着を着用し、除草剤が体に付着しないようにする
  • 機械を使用して散布する場合はゴーグルやマスクを着用する
  • 万が一皮膚に付着した場合はすぐに洗い流す

除草剤の安全性

そして最後に、農薬と聞くと気になるのがやはり土壌や健康への影響。

もちろん薬剤である以上、影響がないとはいえませんが、実害が出るほど影響があるとしたら用法用量を守らなかった場合でしょう。

注意点をきちんと遵守すれば安全に利用できます。

実際、厚労省発の検査でも発がん性における毒性は認定されませんでした。

食品健康影響評価の結果の通知について

(物によっては食塩より毒性の低い除草剤もあるそうです。)

除草剤を利用する際はきちんとルールを守り、安全な除草作業を行いましょうね。