家族や親族が孤独死をしてしまった場合どうする?自分で遺品整理ができるか考えてみる
こんにちは。
遺品整理業者のプロハーツ浜松本店です。
日本は高齢化がすすみ老後を一人で暮らす方も増えてきました。
その中で「孤独死」という言葉が社会問題になり、増えてきています。
実際に親族やゆかりのある方が孤独死をしてしまった場合、どうやって片付けをしたらよいのでしょうか?
今回は孤独死現場の清掃方法や片付け・遺品整理についてご紹介していこうと思います。
孤独死を発見したら何をする?
まず現場に遭遇したらやることは一つ。
119番に通報しましょう。当人が生きていればそのまま病院に搬送してくれます。
救急車が到着した段階ですでに亡くなっていた場合も、事件性がある場合は警察に通報もらえます。
※事件性がある場合は、現場検証があるのでむやみに物をうごかさずそのままにしておきましょう。
孤独死の清掃
自力清掃の際、気を付けること
・感染症対策
まずはなんといっても感染症対策です。故人が亡くなった原因や状況で室内にはウイルスや菌がまん延している可能性もあります。
マスクや軍手の着用など、可能な限りに感染防止対策を行い、清掃にのぞみましょう。
・清掃用具の準備
通常の清掃と買ってが違う部分と言えば、主に2点。
「臭気」と「菌・ウイルス」の度合いではないでしょうか。特に故人が身に着けていたものや周辺にあった物には臭いが移ってしまい、強烈な臭気を放つことがあります。
当然ウイルスや菌の繁殖も見逃せません。
雑巾や洗剤といった通常の清掃用具のほか、消毒剤や厚手のゴミ袋を用意することをおすすめします。
・清掃手順の確認
最後に清掃手順。流れというよりはどんな作業を行えばよいか把握しておくと、手際よく特殊清掃を進めることができます。
・汚染物の除去(遺品で体液などがついてしまったもの)
・カベや床の掃除(体液や血液がしみ込んだ部分の撤去)
・殺虫や消毒作業(害虫が沸いていた場合の殺虫作業)
そのほか油用洗剤でこびりつきを落としたり、部屋全体の消毒作業などを行いましょう。
ちなみに特殊清掃業者に依頼した場合、当然お金はかかりますが、関連する作業を対応してもらえるので非常に楽です。
時間に余裕がない、自分でやりたくない場合は業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
今回は孤独死現場の清掃方法や片付け・遺品整理についてご紹介しました。
突然訪れるうえにかなりショッキングな出来事で、実際に目の当たりにするとパニックに陥ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、事前に手順や対処方法を学んでおけば有事の際も落ち着いて対処できるのではないでしょうか。
ぜひ、当記事の内容を、頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。